女性と会話をするとき、ちゃんと女性の話に耳を傾けていますか?
自己アピールばかりしていませんか?
「ずっと俺のターン!」とならないよう、しっかりと相手の話にも耳を傾けなければなりません。
本物の聞き上手を目指せ!
「聞き上手になろう!」
良く聞く言葉で、確かに聞き上手になれば会話は盛り上がり、距離を縮めることができます。
しかし、これを聞いて「なるほど、自分はあまり話さず相手に話をさせれば良いんだな」と一度は納得したものの、「いざ実践しようとしたら具体的にどうしたらいいのかわからなかった」、「実践したけど会話が盛り上がらなかった」といった人も多いのではないでしょうか。
なぜうまくいかなかったのでしょう。
いったい聞き上手な人とはどういった人を指すのでしょうか。
なぜ聞き上手じゃないといけないの?
まず、そもそもなぜ聞き上手じゃないといけないのか考えてみましょう。
聞き上手とは相手に気持ち良く話をさせ、会話を広げ、盛り上げられること、聞き上手な人とはその技術を持つ人だと管理人は考えています。
極端な話をすれば、会っている間ずっとあなたが話していたら相手はどう感じるでしょうか。
帰り際に「今日は盛り上がったね。」なんて言おうものなら、心の中で「お前だけな!」と返されることは必至です。
特に女性は男性よりも話すことが好きな生き物です。
にも関わらず相手の話を遮って自慢話をしたり博識ぶったりしても相手の印象は良くなりません。
それどころか自己中という烙印を押され、一緒にいても楽しくない人と認定され、そこで終わりです。
これは何としても避けたいですよね。
そのためにも、相手の話を聞くという技術が必要になってくるわけです。
では話を戻して、なぜ聞き上手を意識、又は実践してもうまくいかなかったのか、その原因となった間違った聞き上手を暴いていきましょう。
間違った聞き上手
相手に話させてしっかり聞いてるアピールしたろ!
・・・
このように、聞き上手を意識したにも関わらず会話が盛り上がらずに失敗した、そんな経験をお持ちの方は、間違った聞き上手を実践していた可能性が高いです。
いくつか例を見ていきましょう。
感嘆詞連発タイプ
このようにうなずいたり相槌を打っているだけではダメです。
なぜかと言うと、相槌だけでは「会話が広がらない」からです。
確かに相槌は相手に話を聞いていることをアピールする手段としては優秀です。
上司の話を聞いているときであれば、黙ってうなずくよりも「はい」、「なるほど」などと口に出した方がより理解しているように思われます。
実際ビジネスシーンであればそれで良いというケースも多いです。
なぜならあらかじめ話す内容も決まっていることがほとんどですから、聞き上手になって会話を広げる必要もないのです。
それに相槌というのは完全に受け身の状態です。
これを続けると、相手は「本当にまじめに話聞いてるのかな。私の話つまらないのかな。」などと感じてしまうかもしれません。
これでは相手は楽しい気持ちにはなりませんね。
黙って聞いちゃうタイプ
肝心なところで質問ができていませんね(笑
それよりも、これは「聞き上手」=「黙って話を聞くこと」と勘違いしているケースです。
全く違います!
あなたはリアクションが薄く、自分から話さない人と一緒にいて楽しいですか?
先ほども言いましたが、本当の聞き上手は相手から話を引き出さなければなりません。
それは待ちの姿勢ではなく、積極的に話をもらいに行くという姿勢でなければいけないのです。
待ちの姿勢を続けると、相手は「ずっと私しか話していない。この人全然しゃべらないしつまらない・・・」と感じるようになります。
こう思われるくらいなら、最初から自己アピールしまくっていた方がまだマシかもしれませんね・・・
さて、なんとなくでも聞き上手がどういったものかわかってきましたか?
相手に任せず、逆に積極的な姿勢で気持ち良くしゃべらせる、これが本当の聞き上手です。
聞き上手実践術
では具体的にどうしたらいいのでしょうか。
相手が話している中で、あなたが更に会話を広げようとしたら、できることは限られてきますね。
心がけたいのは「上手な質問」
そう、「質問」です。
ただやみくもに質問をすれば良いわけではありませんよ。
会話を広げるためには「上手に質問をする」ということが大切なんです。
上手な質問とはどのような質問を指すのでしょうか。
他にどういったテクニックがあるのでしょうか。
気になりますが、その前にもう少しだけ寄り道させてください。
嫌われる質問とは
さて、ただやみくもに質問をすれば良いわけではないと言いました。
早速、具体的にいくつかダメな質問の例を見ていきたいと思います。
相手が話したいことがわかっていない質問
ミニなんておしゃれだね。
今は何に乗ってるの?
たしかに車というワードは出てきていますが、相手は車について話したいわけではありませんね。
まずは相手の話をしっかりと聞いて何を話したいのか理解し、相手の話を遮ることがないように気をつけましょう。
ただし、この後会話が広がりにくくなったときに初めて、「それにしてもミニなんておしゃれだね・・・」と新しい話として組み立て直すのは上手いやり方だと思います。
具体性のない質問
「最近どう?」に始まる、あいまいな質問のことです。
質問の意図を相手に考えさせているようでは、相手は会話に疲れてしまいます。
こういった質問を続けていると会話に「テキトーさ」が見えてきてしまいますので、できる限り意識してより具体的に質問したいですね。
誘導尋問
これは「相手が話したいことがわかっていない質問」に似ていますね。
○○でしょう?と勝手に決めつける形の質問です。
これでは会話は盛り上がりませんね。
恐らく相手も同調してくれるので、本人は問題発言だったと気付きにくいんですよね。
覚えがある人は注意してください。
なんで?何が?という質問
これは管理人が個人的にされたくない質問です。
もうケンカを売っているようにしか見えませんが、結構こういう人多い気がします・・・
何でギターが趣味なのか聞きたかったとしても、「ギターにハマったきっかけは?」という具合に、少し掘り下げた質問から徐々に探っていけると良いですね。
嫌われる質問の例をいくつか挙げてみましたが、ドキっとする項目はありませんでしたか?笑
誰でもついやってしまったことがある質問ばかりだと思います。
さて、上手な質問とはどのような質問を指すのか、という話でしたが、基本的にはこれらの嫌われる質問さえしなければ、円滑に会話は進んでいくはずです。
これに加えて、「掘り下げて会話を広げる」、「相手に気持ち良くしゃべらせる」といった点を意識すれば、自然と会話は盛り上がっているはずです。
逆に質問されたら?NG回答例
さて、少し脱線しますが、逆に女性が質問してきたらどうしますか?
これは相手もある程度会話に積極的ということの表れでもありますので、その気持ちを汲んで会話が続くようにうまく答えたいですね。
基本的には、「自分は○○・・・だけどあなたは?」といった具合に相手にターンを返すのが無難だと思います。
逆にここは自己アピールのチャンスとも言えるかもしれませんね。
しかし、ここでも注意したい、避けておきたい回答というものがあります。
会話ぶった切りタイプ
これはわかりやすいですね。
せっかく相手が質問で会話を広げようとしてくれているのに、会話を強制終了させてしまっています。
その場を楽しみたければ会話を盛り上げるしかありません。
他に話したいことがあったとしても、極力自分から話を終わらせるのは避けたいですね。
自分語り移行タイプ
確かに自己アピールのチャンスではあります。
が、簡潔にアピールするのが大切です。
相手が質問してきたのを免罪符にして長々と自分語りをしてしまうようでは、聞いた側も「そこまで聞いてないよ」と感じてしまうかもしれません。
そっけないタイプ
会話を盛り上げる気ありますか?
と思わず突っ込みたくなるやり取りですね(笑
ですが女性と会話し慣れていない人であればあり得る話です。
困ったら逆質問で返しましょう。
例えば「まだ腹ペコではないけど、お腹空いた?何か食べる?」と言った具合です。
聞き上手になるためのテクニック
さて、基本的には上記の嫌われる質問とNG回答に気をつけてさえいれば、自然とうまくいくのではないでしょうか。
それでもなかなか会話がうまく続かないよ、と言う人は次のテクニックにも目を通してみてください。
話しのネタを用意する
聞き上手になるための最低条件として、相手が話している状態に持ち込む必要があります。
相手がずっと話をしようとしなければ聞き上手にはなれないわけです。
こうなるとついつい自己アピールを初めてしまいがちですが、要は相手が話し出せばいいわけです。
さて、人前でスピーチをしろと言われて何を話そうか困ったことはありませんか?
二人で一緒にいるときに会話が生まれない状況はそれに似ています。
管理人は自分は一対一の会話が苦手だと自己評価しています。
そのせいもありますが、管理人は誰かと会うときはいくつか会話のネタを用意していきます。
もちろん、一度流れに乗るまでの奥の手ですので、全てのネタを使い切る必要はありません。
実はこのネタは相手に会話をさせるためのネタでもあります。
どういうことかと言うと、要するに相手にお題を与えて話をさせるわけです。
お題は「趣味」や「好きな食べ物」、「好きな音楽」、「家族の話」、何でも良いです。
例えば一度「趣味」というお題で会話をスタートさせてしまえば、あとは上手に質問をするだけです。
その趣味の何が楽しいのか、いつからやっているのか、趣味になったきっかけはあるのか・・・といった具合で会話を広げることができますね。
過去に遡った話をする
これは管理人が良く使う手です。
さて、次の二つの質問を比べてみてください。
A「あなたはどんな人でどんな趣味を持っていますか?」
B「あなたは学生時代どんな人でどんな趣味を持っていましたか?」
どうでしょうか。
学生時代という条件が加わって過去形になっただけですが、Bの方が答えやすくありませんか?
これに留まらず、管理人は今の出来事より過去の出来事の方が話しやすいと考えています。
いったいなぜでしょうか。
・今の自分より、過去の自分の方が客観的に見られるから。
・今対面している相手は過去の自分の姿を知らず、答え合わせができないから。
→過去の話であれば多少盛ってもその場で答え合わせができないため、自信を持って話せる。
・たった今より、過去の特定の範囲の方が回答の選択肢が多いから。
→例えば今はもう辞めてしまった趣味も答えの対象となる。
・過去の出来事で覚えていることは印象に残っていることばかり、つまり話すネタとして適しているから。
あくまで管理人がそう思う、というだけですが、納得していただける部分もあるのではないでしょうか。
このように会話のきっかけにもなりやすい上、過去の話をすることで二人の距離が縮まるというもう一つの大きなメリットがあります。
過去というのはその人を構成する要素です。
つまり、過去を知られるということは自分を知られるということに似ていて、そのため知らぬ間に距離が縮まることに繋がるわけです。
何を話すか、というところで会話の難易度は結構変わってきます。
ネタを用意しておけば、とりあえず無言で時だけが流れるという状況は回避できますし、昔の話であればこちらが詳しくないのは当たり前ですから、向こうも自然と詳しく話そうとします。
参考にしてみてください。
まとめ
聞き上手な人とは、上手な質問で相手の話を引き出し、気持ち良く話をさせ、会話を広げ、会話を盛り上げるテクニックを持つ人です。
黙って相手の話を聞くことが聞き上手ではありません。
相手任せにならず、積極的な姿勢で気持ち良くしゃべらせることが大切です。
今回紹介したダメな例を避け、より良いお題を決めて会話を盛り上げましょう。
ではまた!
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